プロジェクトマネージャ
対象者像
情報システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、要員などプロジェクト遂行に必要な資源の調達、プロジェクト体制の確立及び予算・納期・品質などの管理を行い、プロジェクトを円滑に運営する者
受験履歴
1995年4月 第一回目受験 ×
1996年4月 第二回目受験 ×
1997年4月 第三回目受験 ×
1998年4月 第四回目受験 ○
資格取得による効果
プロジェクトマネージメントというものは、システムにかかわらずあらゆるビジネスシーンで問われる問題だと思います。また、人が大きな要素であり、誰から見ても正解というものもないことが多いですよね。常にマネジメントには悩みが付きまといます。しかもシステム開発の場合、日々進化する情報技術というのは大きな要素になります。
今回資格取得ができたことで、たとえ苦しい局面におかれたとしても、プライドを持って果敢に対応できればいいなと思います。
4回目の挑戦にして、今年やっと合格することができました。
どうも春はいい結果がなかなか出ません。
これは、やはり春先の花粉症が少なからず影響しているものと思います。
ただ、本当に理由はそれだけなんでしょうか?
プロジェクトマネージメントというものは、単なるシステム構築以上に気を遣い、広い範囲での頭を働かせる必要があると思います。
ここらへんが、この試験の難しいところであり、昨年まで私の解答(特に午後2の論文)には反映できなかったのではないかと考えています。 私が受験の際にまとめたサブノートをテキスト化してみました。 こちら でどうぞ。

1998春合格体験記

1.午前
自己採点はなんと51/80。63%強ですな。相変わらず情けない午前の結果です。
またもや足きりぎりぎりでしょう。
監査のときにも思いましたが、逆に、午前この程度でも受かるということでしょう。
たとえ、午前の出来が悪くても、午後しっかり巻き返すことができれば受かります。午前だけであきらめないように。
ただ、楽に受かるためにはしっかり午前対策を行った方がよいのは事実です。
ある方のお話では、午前7割を取れなかった場合、午後で挽回するのはかなりきびしいとのこと。
しっかり勉強していれば確実に得点できるわけですから、午前対策はそれなりに時間を割いておこなうべきでしょう。
それ以前に、「情報処理技術者」を名乗るなら、午前で問われているようなことはそれなりに知って、理解しておかなきゃと思うわけです。

今回特にですが、運用管理エンジニアとの問題重複がありました。過去問題を当たる際、他の区分の問題も大いに参考にしたいところです。


2.午後1
次に午後1ですが、私の場合ここが大きなポイントゲッターになっていると思います。
選択は、問1,2,3。
問1は「インターネットを使った電子商取引開発計画の策定」というテーマで、個人的に非常に興味をもっていたテーマだったので迷わず選びました。
問2、3は開発計画ということで、計算問題が少し出題されました。普通は計算問題は避けるのですが、確実に取れそうだったので敢えて選びました。
自分としてはほぼ100%に近い、少なくとも90%以上のできだったと思います。

コツとしては、
1.最初の10分で問題を選択する。
問題の選択のポイントは、いきなり設問を読むことです。これにより、自分の 解けそうな問題かどうかが大まかに判断できます。あと、図や表もその問題 を大まかに捉える参考になります。

2.1問25分で解く。
問題選択で10分、実際に問題を解くのに25分×3。ここまでで85分。 残りの5分で見なおしができます。
本当は1問20分が理想なんですが、ちょっと無理があります。

3.解答は問題の中に潜んでいる
伏線が結構張っているもので、いかにもクサそうなところはチェックしながら問 題を読み進めます。問題選択のとき、あらかじめ設問を見ているはずなので、 しっかり読めばピンとくるはずです。
あと、「3点挙げよ」というような問いに4つ5つ候補として考えつくことがままあります。この場合は、より本質をついているもの、強いものを選ぶということも必要です。

4.計算問題はよほど自信がない限りは選択しない
計算問題の場合、間違ったら0点。部分点は期待できません。 逆に自信があるなら計算問題は確実な得点源になります。

これらの点を基本に問題を選択します。

時間が非常にタイトなため、ここが結構ウイークポイントになっている受験者の方々が多いように聞いていますので、ここでポイントを稼げると大きいですね。


3.午後2
午後2の準備、実は今回まったく行っていませんでした。準備論文はおろか、構成自体も考えていなかったのです。
これまで、何度となく論文試験を受けていたので、本番ぶっつけで、その時に構成を考えればそれなりになんとかなるだろうという、ちょっとお勧めできないアプローチでした。
ということで、今回は、問2を選択。
「請負契約に関わる協力会社の作業管理」は、一般企業の情報システム部門に携わる私にとっては非常にマッチした題材です。

論文の構成は、大まかに以下の通りです。

1.システムの概要とプロジェクトの役割
1−1 システム概要
1−2 システムの特徴
1−3 私の立場
(ここまでが設問ア:800字)
2.協力会社の作業管理
2−1 プロジェクト概要
・マルチベンダによる開発プロジェクト
・メインコンダクタの力不足
・泥沼に陥ったプロジェクト
2−2 管理の手だて
・進捗確認会の強化
・ブラッと訪問
・品質検討会実施
2−3 対処
・スケジュール調整
・要員管理
・品質の確認

3.評価と改善事項
3−1 評価
・パートナーの選択
・早い段階での状況把握
3−2 今後の改善事項
・プロジェクト管理のノウハウ蓄積(組織として)
・バランスある判断(個人的に)

今回は、あたりまえのことかもしれませんが「マネージメント」を強く意識して論文を展開してみました。
こう書いてみると、結構当たり前のことしか書いていませんが、とっぴな内容や立派な文章を書く必要はなく論文として筋が通っていることが重要なのだと思います。

およそ3800字程度の論文となり、一通り見直して、4:40分ころ試験の教室から退室。
うまく題意にマッチしていると見てもらえれば、出来としてはこちらも9割程度。

まあ、今回はぶっつけ本番でなんとかうまくいったというか、運がよかった面もあります。
論文はしっかり準備しておいた方が受かる確率が高くなるのは、やはり事実と思います。


●使用参考書:
「プロジェクトマネージャ試験合格完全対策」(佐藤知一、三宅幹雄編著、経林書房)
(評)今回使用したのはこれだけ。経林書房のこのシリーズは私にとって縁起がよいようです。内容全般がコンパクトにまとめられている上、見開き2ページで1つのテーマが完結し、 チャート式で頭に入りやすいため、通勤電車の中でも効率よく学習ができました。

それと併せて、これまでのアナリスト/シスアド/監査/診断士/CISAの勉強は相当役に立っています。


●受験会場
御茶ノ水の東京電機大学。JR御茶ノ水駅から徒歩で13分。あと、地下鉄小川町駅から徒歩5分、新御茶ノ水駅から徒歩7分、淡路町駅から徒歩10分、神保町駅から15分と交通の便は実によいです。
駅から行く途中や会場の周りには、コンビニやコーヒーショップもたくさんあり、食事やお買い物にも実に便利な場所です。

一つたいへんだったのは試験会場の教室。9階だったんですが、エレベータ利用の人も多く、朝から9階まで歩いて上がりました。時間の余裕を見ておく必要があるでしょう。



以上
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