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「ライトついてますか」ワインバーグ著、1987年、共立出版、1900円
何が問題か?
問題は何なのか?
問題の本当のところは何か?
それは誰の問題か?
それはどこからきたか?
われわれは本当にその問題を解きたいか?
といった、忙しさにかまけて忘れてしまいそうな本質のところを鋭く指摘してくれます。
私自身問題発見、解決を考える上で非常に大きな影響を受けたものです。
ワインバーグの著作の中ではボリュームも軽目で読みやすいと思いますので、取っ掛かりには最適です。
この本、私も持っていますが、「何が問題なのかを正しく認識せずに解決しようとしていないか。」という指摘に、どきっとさせられました。
実際のシステム設計においても、要件定義を行う上で、正しく目的を把握していないと、できあがったシステムは誰もそれを求めていないような、訳の分からないものになってしまいます。σ(^^; SEの必読書としてもおすすめ、ですね。
「LAN概説マルチメディア時代に向けて
」井坂攻著、共立出版、2600円
LANの登場と発展の経緯から始まり、TCP/IPやOSI標準などLANを支える技術や基準を基本から解説しています。
さらに、PC-LAN構成に関する事項や分散コンピューティング環境まで言及。最後に、今後のLANの展望について語られています。
1993年刊行ということで、今となってはかなり陳腐化してしまっている部分もありますが、私が最初にLANについてちゃんと勉強するために読んだ本であり、内容的には今だに十分通用する部分も少なくありません。
「リーダシップ」 ハーバードビジネスレビューブックス、ダイヤモンド社、2200円
第1章 マネージャの職務:その神話と事実の隔たり ヘンリー・ミンツバーグ
第2章 リーダとマネージャの違い ジョン P.コッター
第3章 マネジャーとリーダー:似て非なる役割と成長条件 アブラハム・ザレズニック
第4章 リーダとして成長するために ジョセフ L.パダラッコ Jr
第5章 高業績CEOが実践する五つの経営スタイル チャールズ M.ファーカス、スージー・ウェットローファー
第6章 マネジメントの人間的側面 トーマス・ティール
第7章 リーダシップの新しい使命 ロナルド A.ハイフェッツ、ドナルド L.ローリー
第8章 責任能力のあるマネージャに何が起きたのか ニティン・ノーリア、ジェームズ D.バークリー
「リーダーシップ強化策」
山際有文著、経林書房、1600円
副題「誰も書かなかった・・・」「人を動かすキメ技・ウラ技」とあるように、いままであまたあるリーダーシップ論とはちょっと違う。どう違うかというと、「あるべき論」だけで聖人君子のようなリーダーを目指そうというのではなく、リーダーも人の子、人間としての弱さがあるものとして、それを踏まえて等身大のリーダーの姿を論じているところ。
要するに開き直りである。
とはいえ、まず基本編から始まり、第2章で発想の転換と題して、リーダーというものを広く捉えていろんなケースからリーダーシップを切り取っていく。
そして第3章が圧巻。普通タブーと思われていることを、リーダーとしてやりなさいとぶち上げる。
例えば、ずる賢い/嘘を上手につく/図々しい/ごまかす/ハッタリがうまい/建前論を展開する/自分を正当化する/言行を一致させない/約束を守らない/責任を他社に転嫁する/相手の弱みに付け込む/手柄を横取りする・・・・・
ほんとにこんなことを言って、表面だけ勘違いしてとる奴がいたらやだなと本気で思いました。と、同時に読んですかっとしたのも事実で、リーダーということに疲れて行き詰まっている人にはいい薬になることでしょう。
「利益を生み出す最新コンサルティング」
TOMAS研究会著、日経BP、2000円
豊富な経験を持つ税理士、公認会計士、弁護士が、経営改善、事業計画、事業継承、税務戦略のコンサルティングノウハウを公開。
会計人だからできる戦略的アドバイスの勘所。すぐに使える事例集。
「リエンジニアリング革命」
M・ハマー、J・チャンピー著、日本経済新聞社、2000円
説明浮揚でしょう。
一大ブームを巻き起こしたその原点がこの書。
いまやBPRは業務改善の極々当たり前のアプローチとなっています。
「リクルートのナレッジマネジメント」
リクルート・ナレッジマネジメントグループ著,日経BP社,1500円
リクルート社が,いろいろな試行錯誤を繰り返してナレッジマネジメントを作り出し,利活用している2年間の実録ドキュメント。
とにかくすごい。多少脚色はあるのかも知れないが,登場人物の情熱とバイタリティ,そして実現へのための惜しみない努力。
当初「ナレッジマネジメント」などと高尚なことを考えていなかったにもかかわらず,出来上がったものはすばらしいナレッジマネジメントシステムになっていたというのが実にすばらしい。
SFA構築およびうまく利活用して業務を成功に導きたいと思っているかたにお勧めします。
また,プロジェクトの進め方などにも実に参考になる一冊です。
「リスクマネジメントシステム」 鈴木敏正&RMコンソーシアム21著、日刊工業新聞社、1900円
JISQ2001に準拠したリスクマネジメントシステム構築について、実際の企業でのシーンを織り込みながら非常に分かりやすく解説しています。
なぜ、リスクマネジメントシステムが必要なのか、どのように構築していくのがよいのか、その体制はどのような形がよいのか、などといった基本的なことを、順を追って丁寧に解説してあるので、中小企業におけるリスクマネジメントを考える上でも参考になります。
「「連結」の経営」
金児昭著、日本経済新聞社、1400円
「連結の経営」について、非常にわかりやすく解説してくれます。専門家の方には物足りないかも知れませんが、経理や会計・財務がイマイチ苦手だなあという人にはお勧めの本です。
連結貸借対照表、連結損益計算書、税効果会計、持ち分法とM&Aなどなど、興味深い話で連結経営の効果を指摘してくれます。
また、ヒト・モノ・カネの観点から、連結経営の意義を問うことにより、さらに身近でわかりやすい解説になっています。
「
経営参謀が明かす論理思考と発想の技術」後正武著、プレジデント社、1500円
「正しい思考法で、最適な結論を導き出す」考える筋道、論理の組み立て方、表現方法などを解説。
まず、日本人は一般的に論理が苦手である。たとえば、何かの政策論争をする場合、その論点が食い違ったまま自分自身の主張を言い方を変えて繰り返すだけというケースが見える。また、裁判におけるディベートで、本来議論されなければならない主な論点をそっちのけに、重箱の隅をつつくような些末な事項で、きわめてバランスを欠いた議論となったり。
論争のプロといわれる政治家や弁護士たちがこのような状況では、一般の人々においては推して知るべしだろう。(かなり極論だが・・・)
これは、一つには学校教育にも問題があるといわれている。日本語の勉強は一般に「国語」という教科で学習するが、「論理」となると極めて数学的な思考回路を必要とするのである。ところが教科としての「数学」はただ一つの解答を求めるためのテクニックを演習することに時間を費やしている。
本当は「論理学」という教科にて、小さいころから実際に論理的思考を身につけるような教育が必要なのかもしれない。
この本では、帰納と演繹、MECE、イッシューツリー、アブダクションといった方法を紹介し、若干の演習とあわせて論理思考が身につくような構造になっている。
ただ、ここで身につけたテクニックを行使するとき気をつけるべきなのは「論理的思考を露骨に振りかざすことが社会になじんでいない」ことである。つまり、いきなり論理で攻めると「へ理屈だ」「生身の人の気持ちを考えていない」とかいった論理を超越した定性的な切り口で否定されることが往々にしてありがちであるからだ。こうなってしまってはもう理屈ではどうにもならなくなる。やはり人を見て使うべきなのであろう。
その点を踏まえて、より建設的で筋の通った議論を行っていきたいものだ。
「論理的に書く方法」
小野田博一著、日本実業出版社、1300円、 ISBN4-534-02643-9
タイトルにある通り、論理的な文章とはどんな文章であるかがわかる本。
お値段もお買い得価格。姉妹本「論理的に話す方法」もお薦め。
「論理力を鍛えるトレーニングブック」 渡辺パコ著、かんき出版、1400円
段階的に論理力を高めていくことのできるワークブックとしては非常に上手に作られています。解説も」わかりやすく、また的を射たものになっており、論理力を主題にした本の中でも非常に秀逸だと思います。この本は単に通しで読むのではなく、実際に自分で考えながら読み進むのがよいでしょう。読み終えるころには、論理力は間違いなく向上しているはずです。あとは、実践に活用するしかありません。
「論理力を鍛えるトレーニングブック 意思伝達編」 渡辺パコ著、かんき出版、1400円
「論理力を鍛えるトレーニングブック」の続編。今回は、特に意思伝達のためのノウハウ やテクニックを中心にまとめてある。つまり「論理的に考えて導いた結論を、いかに論理
的に構成し、どのように会話や文章で人に伝えるか」というのが焦点である。
ただ、より専門的になった分、ぱっと読んだだけでは分かりにくい感じもあり、前作より も響くものが少ないように感じた次第です。
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