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「私がマイクロソフトで学んだこと」Bick Julie著,三浦明美訳,アスキー,1600円
勝手な3段階評価
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実用度 :**
面白度 :***
読み易さ:***
お勧め度:***
著者はあのマイクロソフトに入社し、相当な地位まで務めた女性。
内容的には、往年の名著:D・カーネギー「人を動かす」の、現代企業版という部分が大。つまり、処世術の書です。
が、しかつめらしい所・説教くさい所が全然無く、かといって安易な本音に流れ過ぎない、説得力のある文体。
ジャンルとしては「読み物」になるのでしょうが、実用性も高い。
人事評価のされ方・給与の決まり方・勤務形態など、日本の企業文化と合わない部分もありますが、それはそれで参考になる。舞台がソフト産業だけに、SDにとっての面白さも倍増か。
手放しで誉めてしましましたが、私はこの本を図書館で借りて読んだ後、自分でも買って時折読み返しています。そんなことは、過去ほとんどなかったもので・・・。
同じ著者の姉妹編として、「私がマイクロソフトで過ごした日々」もあり。
主として、
「〜学んだこと」 では、個人としての仕事
「〜過ごした日々」では、組織としての仕事
に関する著者の考えが紹介されています。
「One to Oneマーケティング」D.ペパーズ・M.ロジャーズ著、ダイヤモンド社、2200円
市場シェアから顧客シェアへ・・・・ということで、非常に示唆に富んだ良書です。
一生の顧客を獲得するためには、1対1のマーケティングでファンとなっていただかなくてはなりません。
従来のマスマーケティングは、企業側の一方通行で顧客側の立場を考えたものではないのです。これでは効率が悪いだけでなく、逆に顧客に対して失礼にあたるケースもあります。
これまでは、いわゆるマスコミという媒体が大きかったのですが、近年パソコンやメールなどの普及で、よりパーソナルなコンタクトが可能となってきています。顧客との対話を大事にし、顧客との協働、顧客の差別化をうまく行っていける企業が将来をリードしていくことになります。
一方で、セキュリティには十分気をつける必要があります。より顧客に近い情報を得るわけで、これは顧客との信頼に基づいて成立しています。したがってセキュリティが脆弱であれば顧客のプライバシを危機にさらす恐れもあり、その結果その顧客を逃がしてしまうことにもなりかねません。
とまあ、こんなところが非常にうまくまとめられております。
1995年刊行の本書ですが、内容的には決して古いというわけではなく、今でも十分に通用します。
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